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むし歯をなくそう

お子様や家族のむし歯予防のために何をしていますか?
むし歯の正しい知識を身につけ、むし歯を予防しましょう。

むし歯をなくそう(1)
むし歯は食生活習慣病
あなたはむし歯予防のために何をしていますか。
多くの人は、「歯を一生懸命磨いている」、「キシリトール入りのお菓子を食べている」、「砂糖を食べる量を減らしている」などと答えるのではないでしょうか。実は、これらは、むし歯の予防に大きな効果はないのです。
例えば、歯磨きは歯ぐきの病気(歯周病)には大きな効果がありますが、フッ素入りの歯磨きを使わない限り、むし歯の予防には大きな効果は期待できません。また、砂糖のたっぷり入ったお菓子でも、食べ方によってはむし歯を起こす危険を少なくすることができるのです。
日本は「むし歯大国」
図1欧米の先進工業国では、近年むし歯が急激に減少し、スイスなどでは生徒の半数以上がむし歯ゼロで小学校を卒業するそうです。
一方日本では、一人当たりの砂糖の消費量が少ないのにむし歯の減少は鈍く、12歳児のむし歯の数が、欧米諸国の中には1本を切る国もあるというのに、日本では3本前後というありさまです。
日本の子供にむし歯が多い原因として次の三つがあげられました。

1.フッ素の利用が少ない (フッ素入り歯磨き、フッ素洗口など)
2.学校や保健所でのむし歯予防指導が系統的に行われていない
3.間食に用いられる食品にむし歯にならない代用糖の使用が少ない

Keyesの三つの輪
Keyesの三つの輪食べ物(砂糖など)・バクテリア(細菌)・宿主(歯、唾液など生体側の要因)、これら三つの要因が揃って、始めてむし歯ができるという「Keyes(カイス)の三つの輪」による説明は有名です。この三つの要因の中でも、実際には食べ物とむし歯は極めて関係が深く、むし歯の発生の鍵を握っています。
砂糖とむし歯の明白な関係
ある調査によると、色々な国や地域での一人当たりの砂糖消費量と、12歳児のむし歯の発生率には明白な関係がありました。この結果は口腔衛生指導が活発でなく、代用糖などはあまり使われていなかった時代のものですから、砂糖とむし歯の発生の関係がはっきり出ています。※1
すなわち、砂糖の消費とむし歯の関係は極めて明白なのです。※2
それでは、砂糖はどのようにして、むし歯を引き起こす原因になるでしょう。

※1 現在では、日本は欧米諸国より一人当たりの砂糖の消費量は1/3なのに、むし歯の数は3倍というように、口腔衛生の発達した現在では、この関係は変化しています。欧米で、むし歯の数が減ったのは、砂糖の消費量が減ったためではありません。

※2 全体的に見るとこのようになりますが、個々の人で見ると、砂糖を食べる総量よりも、砂糖を食べる頻度の方がむし歯の発生には重要です。

砂糖を食べるとなぜむし歯になるのか?
砂糖を食べると、歯垢の中に棲む細菌は砂糖を分解して酸に変え、その結果、歯垢のpHが低下します。(酸が増えるとpHは低下し、酸が減ると上昇します)
図2 図に見られるように、歯垢のpHは砂糖を食べると5以下になります。一方、歯の表面を覆うエナメル質はヒドロキシアパタイトとよばれるリン酸カルシウムでできています。エナメル質は大変堅いものですが、pHが約5.5以下になると急激に溶け出します。
このようにして歯が酸で溶かされることが、むし歯の直接の原因となります。
なぜ全ての歯垢の下にむし歯が発生しないのか?
図3普通の食事をしても歯垢のpHは5.5より低くなります。デンプンを食べても歯垢のpHは低下するので、1日3回の食事のたびに歯垢のpHは5.5以下になり、歯が溶かされることになります。しかし、食事のときには唾液が多く分泌され、歯垢中の酸は唾液の成分で中和され、歯垢のpHは上昇します。 そこで、歯から溶けだして歯垢の中にあったリン酸カルシウムは、歯の表面に再び沈着し、歯が修復されます。唾液の中にもリン酸カルシウムが多く含まれていますから、これらも歯に沈着して歯を修復します。なので、1日に3回の食事をしている限り、簡単にはむし歯になりません。
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